個人再生 減額 いくら?目安・計算方法・住宅を守る方法までわかりやすく解説

個人再生で失敗しないために※必読ガイド-債務整理の前に-

個人再生 減額 いくら?目安・計算方法・住宅を守る方法までわかりやすく解説

債務整理弁護士事務所写真

この記事を読むことで分かるメリットと結論

結論:個人再生での「減額」は、借金の総額や債権の種類、収入・家族構成、住宅資金特例の適用可否で大きく変わります。具体的には「最小弁済額のルール(100万円/総債務の1/5/可処分所得の一定年数)」に基づいて決まり、ケースによって元本が数割~大幅に圧縮されます。この記事を読めば、あなたのだいたいの減額目安がわかり、住宅を守る方法や手続きの費用感、いつ専門家に相談すべきかが具体的に分かります。



1. 個人再生の基礎知識 — まず「何が減るのか」をざっくりつかもう

ここでは、個人再生という制度の目的と、どんな仕組みで「減額」が決まるのかをやさしく整理します。専門用語は初めに説明します。

1-1. 個人再生とは?どんなときに使う制度?

個人再生は、借金を法的に整理して「返済負担を軽くし、生活を立て直す」ための手続きです。特徴は、住宅ローンが残る家を守りながら、他の借金(無担保債権)を大幅に減らせる可能性がある点。自己破産が「財産を手放してでも借金を帳消しにする」方法なのに対し、個人再生は「圧縮して分割で払う」方法です。仕事を続けたい人や住宅を残したい家庭では有力な選択肢になります(裁判所の手続きによる)。

私の経験:相談窓口で聞くと、住宅を残したいと考える40代の相談者が特に個人再生を選ぶことが多いです。理由は「子どもの学校や通勤利便を変えたくない」から。住宅資金特例の適用を検討すれば、家を保持しつつ無担保債務を圧縮できます。

1-2. 小規模個人再生と給与所得者再生の違い

- 小規模個人再生(一般的な個人再生):債権者の同意が必要になることが多く、返済期間は通常3年(裁判所により延長可能)。
- 給与所得者再生(サラリーマン向け):事前に収入の安定性が求められ、返済期間は原則3年で、一定の条件で5年まで延長可能。給与所得者再生では「再生計画」を厳しく審査される場合があります。

違いは、手続きの運用や返済期間、債権者の扱いに影響します。例えば給与変動が激しい自営業者は給与所得者再生の要件を満たさない場合が多いです。

1-3. 減額の仕組み:元本の一部をどのように減らすのか

個人再生では、裁判所に提出する「再生計画案」で返済総額(再生債権弁済額)を提示します。裁判所と債権者の手続きの中で、その計画が認められれば、債務の一部が免除され、残りを分割で返済します。ポイントは「最低弁済額」のルールにより、再生計画はある一定の水準(下限)を下回れないこと。下限は主に以下の3つの基準のうち最大の額で決まります(詳細は次節で具体的に)。

- 最低保証額(例:100万円)
- 債務総額の1/5
- 可処分所得に基づく額(年数は制度による)

「元金の減り方」は、この最低弁済額に照らして決まるため、債務の総額と可処分所得がポイントです。

1-4. 減額額の目安の幅と、ケースごとのバラつき要因

同じ総債務額でも、個人再生での減額後の支払い額はケースごとに大きく異なります。主な要因:
- 債務のうち住宅ローンの割合(住宅資金特例で扱いが変わる)
- 無担保債権と担保債権の比率(担保付ローンは原則減額対象外)
- 世帯収入・家族構成(可処分所得の算出に影響)
- 保有資産(手元資金や不動産の時価)
- 債権者の反対状況(小規模個人再生では異議があると手続きが変わる)

だから「いくら減る?」には公式の一言回答がないのです。この記事では、典型的なケースで計算例を示していきます。

1-5. 住宅資金特例の有無が減額と手続きに与える影響

住宅資金特例を使うと、住宅ローン(担保付き債務)を残したまま個人再生を進められます。結果として、住宅ローンを除いた無担保債務だけが減額対象になるため、減額率が高まるケースが多いです。一方で、住宅ローンを残す分、再生計画での返済可能額は無担保債務についてのみ算定されます。実務上、住宅資金特例を使うかどうかで生活設計や返済期間の調整が必要になります。

私見:住宅を守りたいなら住宅資金特例は強い味方。ただしローン残存分を長期で背負う未来も想定して判断しましょう。

1-6. 債務の対象・対象外となるもの

- 対象:消費者金融、クレジットカードの借入、カードローン、事業性でない個人の借金(原則無担保債権)
- 対象外(原則減額対象とならない):担保付き債権(例:住宅ローンの元本は担保を維持する限り減額対象外)、租税債権や保険料等は扱いが別の場合あり
注意:住宅資金特例を使うと住宅ローンの減額は行わないが家は残せます。対象外とされがちな債権でも例外や裁判所の判断で扱いが変わる場合があるので、必ず専門家に確認を。

1-7. 申立ての基本的な流れと準備書類(ざっくり)

1. 事前相談(弁護士・司法書士・法テラス)
2. 申立書類の作成(債務一覧、収入証明、家計表、資産目録など)
3. 裁判所への申立て(管轄は通常債務者の住居地の地方裁判所)
4. 再生手続の開始、債権者集会等
5. 再生計画案の提出・認可
6. 弁済開始(認可後)

準備書類は多く、誤りがあると手続きが長引くので、早めに専門家に相談するのが現実的です。

2. 減額はいくらになるのか?ケース別の目安 — 数字でイメージしよう

ここでは「実際にどれくらい減るのか?」を具体的な数字で示します。例を通して、あなたのケース感をつかんでください。

2-1. 減額の目安を決める主な要因(収入・資産・債務の内訳)

減額額に影響する主要因は:
- 債務総額(無担保債務の合計)
- 債務構成(担保あり/なし)
- 可処分所得(年収から最低生活費を差し引いた額)
- 家族構成(扶養数により最低生活費が変動)
- 所有資産(現金や預金、不動産の価値)

実務では「無担保債務が多いほど減額の恩恵が分かりやすい」「可処分所得が低いほど最低弁済額が下がり有利」という一般傾向があります。

2-2. 住宅資金特例なし vs ありの比較と影響

- 住宅資金特例あり:住宅ローンは対象外(減額されない)。その代わり無担保債務のみが再生計画の対象となり、結果的にその部分で大きく減額されることが多い。
- 住宅資金特例なし:住宅ローンも含めて再生計画を作るか、家を手放す選択をする必要がある。住宅の価値やローン残債とのバランスで減額効果は変わる。

例:総負債3000万円のうち住宅ローン1800万円、無担保1200万円
- 特例あり → 減額対象は1200万円。最低弁済基準により支払総額が100万円~(ケースにより)に圧縮される可能性あり。
- 特例なし → 総額を基に最低弁済額が算定され、返済総額は増える可能性。

2-3. 債権の内訳別の減額傾向(無担保債権・担保付き債権)

- 無担保債権:個人再生の主な減額対象。大幅な元本カットが期待できる。
- 担保付き債権(住宅ローンなど):担保を維持する限り原則減額されない。ただし担保放棄すれば減額対象となる場合がある(家を手放す)。

実務上の判断例:担保付き借入を残して住宅を守るほうが長期的に生活安定につながるケースが多いです。

2-4. 実際の減額率の典型的な事例紹介(年収別・負債額別の例)

以下は典型的なケース(概算)です。具体的な計算は可処分所得の算定によるため、あくまで目安です。

- ケースA(単身、年収300万円、無担保債務300万円)
- 債務の1/5 = 60万円、最低保証100万円 → 最低弁済額は100万円 → 減額率:66%(300→100)

- ケースB(夫婦+子1、年収500万円、無担保債務1,000万円、住宅ローンあり)
- 住宅資金特例を適用し無担保のみ1,000万円を対象に計算。債務の1/5 = 200万円。可処分所得により3年分がこれより上回れば増える。仮に最低弁済額200万円なら減額率80%。

- ケースC(年収600万円、無担保3,000万円)
- 債務の1/5 = 600万円。最低弁済額が600万円程度と算定される例。減額率は約80%。

これらの例は、無担保債務が多いほど大きな「名目上の」減額(元本差額)が出る点がわかるはずです。

2-5. よくある誤解と現実的な目安の解説

誤解1:「個人再生で借金は全額なくなる」→ 誤り。大幅に減ることはあるが「残額を分割で支払う」のが基本。
誤解2:「誰でも住宅を残せる」→ 条件次第。住宅資金特例の要件を満たさないと残せない場合あり。
誤解3:「弁護士費用で損をする」→ 長期的な返済負担と比較すると、適切な法的手続きは家計再建に有効。費用対効果を検討すべき。

現実的な目安:無担保債務が少額(300万円前後)なら最終支払いは100万円程度に落ちることがある。一方で高額債務では「総額の20%前後」が最低弁済となる例が多い。

2-6. 将来の家計再建を見据えた減額の長期影響

減額で月々の返済が下がれば、生活費や貯蓄、教育費に回せます。ただし再生後も住宅ローン残高や税金、保険料などの支払いは続くため、家計の長期設計(家計簿の見直し、収入の安定化、緊急時の備え)が必要です。個人再生は「スタートライン」。これを機に収支改善プランを作ることが重要です。

3. 減額額を左右する要因と計算の考え方 — 再生計画の作り方

この章では再生計画の作成や可処分所得の計算など、実務的な計算方法をわかりやすく説明します。

3-1. 減額計算の基本モデル(再生計画案の組み立て方)

再生計画は「弁済総額(=最低弁済額以上)」を設定し、各債権者に配当する形で作られます。基本的な考え方:
1. 対象となる債務(無担保、担保の扱いを決める)
2. 可処分所得を計算(年単位)
3. 最低弁済額(100万円/総債務の1/5/可処分所得×年数)を算出
4. 上記の最大値をもって弁済総額とする
5. 返済期間と月額を決める(通常3年で分割、給与所得者再生は最大5年)

具体的な計算では、裁判所が示す生活保護基準や標準的な生活費表を参照して可処分所得を決めます。

3-2. 返済計画案の作成手順とポイント

- 家計表を細かく作る(収入・固定費・変動費・貯蓄)
- 収入の証拠(源泉徴収票、確定申告書、給与明細)を揃える
- 財産一覧(預金、不動産、自動車)を明記
- 必要生活費は裁判所基準をもとに合理的に主張する
- 将来の増収見込みがある場合は計画に反映させる(ただし過度な楽観はNG)

弁護士と相談して現実的なプランを作るのが成功のコツです。

3-3. 収入・資産の現状把握のコツと注意点

- 領収書や明細は全て保管。申立てで提出が必要になります。
- 副収入やボーナス、臨時収入も申告義務あり。隠すと計画認可に支障が出ます。
- 不動産の時価評価は公正に。過剰評価は債権者反対を招きます。

私の経験:顧客の多くが「預金の一部を忘れていた」「副業収入の申告漏れ」で手続きが複雑化していました。早めの整理が肝心です。

3-4. 住宅資金特例の適用条件と計算影響の考え方

住宅資金特例を適用するには、住宅の使用状況やローンの状態など条件があり、適用時は住宅ローンを再生計画の対象から外します。その結果、無担保債権だけを対象に最低弁済額を算定でき、有利になることが多いです。ただし住宅ローンの支払義務自体は残るため、住宅ローンの返済可能性を再度チェックする必要があります。

実務上の注意点:住宅ローンを将来も払えない見込みなら、無理に適用せずに売却して債務整理する選択肢も検討されます。

3-5. 申立て裁判所の判断基準のイメージと注意点

裁判所は、提出された再生計画が「誠実かつ実現可能」であるかをチェックします。可処分所得に基づく計算、生活費の合理性、債権者への配当の公正さなどが主な判断材料です。過度に楽観的な収入見込みや生活費削減を主張しすぎると認可されにくくなります。

ポイント:裁判所はケースに応じて柔軟な判断をするが、根拠資料がない主張は通りにくい。根拠を確実に揃えましょう。

3-6. 除外債権・対象外の債権の扱いと減額への影響

税金(国税・地方税)、養育費、罰金などは個別に扱われます。中には減額対象とならないものもあるため、申立て前に弁護士等に確認すること。除外債権が多ければ、実際に減額される対象額が小さくなる点に注意。

4. 申立ての実務と費用の目安 — どれくらい時間とお金がかかるのか

手続きの流れや実務で必要な費用の目安、専門家への依頼コストについて具体的に示します。

4-1. 手続きの流れと各段階のポイント(詳しく)

1. 相談段階:法テラスや弁護士事務所で現状把握。ここで費用見積りをもらう。
2. 申立準備:資料収集(債務一覧、収入証明、家計表、財産目録)。書類作成は専門家と共同で。
3. 裁判所へ申立て:申立て後に調査・再生手続開始決定が出る。債権者への通知が行われる。
4. 再生計画案の提出:裁判所が計画案の妥当性を判断。必要なら債権者集会が開催される。
5. 認可・弁済開始:認可されると計画に従って弁済。弁済が終了すれば残債が免除される。

ポイント:提出書類の正確さが手続き期間に直結します。書類不備は追加提出で遅延します。

4-2. 必要書類リストと準備のコツ

主な必要書類:
- 債権者一覧(借入先、残高、利率)
- 預金通帳の写し、給与明細、源泉徴収票、確定申告書
- 家計表(生活費の内訳)
- 住民票、身分証明書
- 不動産・自動車の評価資料

準備のコツ:最初からコピーを多めに用意し、通帳等は申立て前の直近数ヶ月分を整理しておくとスムーズです。

4-3. 費用の目安(裁判費用・弁護士報酬・その他)

- 裁判所に支払う費用(申立て手数料等):状況により数千~数万円程度(具体額は裁判所規程による)。正確な金額は管轄裁判所の案内参照が必要です。
- 弁護士費用(着手金+報酬):目安として総額20~50万円程度から、事案の複雑さや地域で幅があります。大規模な債務や住宅特例を扱う場合は高めになることがあります。
- その他実費:謄本取得費、郵便費用、鑑定費(不動産評価が必要な場合)などで数万円~。

注意:上記はあくまで目安です。無料相談を活用して複数の事務所で相見積もりを取るとよいでしょう。

4-4. 弁護士・司法書士へ依頼するメリットと費用感の比較

- 弁護士:裁判所対応、債権者交渉の経験が豊富で安心。複雑事案や異議が予想される場合は弁護士の方が有利。
- 司法書士:比較的費用が抑えられる場合があるが、代理権に制約があるため扱えない手続きもある(債務額による制限など)。

費用感:弁護士のほうが高めだが、手続きの成否や計画の通りやすさを考えると費用対効果は高いことが多いです。

4-5. 手続きに要する期間の目安と実務上の注意点

- 準備期間:資料収集で1~2か月(急げば短縮可能)
- 裁判所手続き:申立てから再生計画認可まで概ね6か月~1年程度が多い(個別事情で短縮または長期化)
注意点:債権者異議や不備があると更に時間がかかるため、書類の精度を高めることが重要。

4-6. 住宅資金特例を選択する際の実務的留意点

- 住宅ローンの引き続き支払い能力を見込めるか確認
- 住宅ローンの条件(返済期間、利率)を見直すことで長期負担を軽くできる可能性がある
- 特例を選ぶと無担保債務への減額効果は高まるが、住宅維持コストとの兼ね合いで総合判断が必要

4-7. 法テラスなどの公的機関の活用方法と留意点

法テラス(日本司法支援センター)では、無料相談や費用立替制度(要件あり)などを提供しています。収入や資産基準があるため、まずは相談窓口で条件を確認してみましょう。公的支援は費用面での負担軽減に有効です。

5. よくある質問とペルソナ別アドバイス — あなたはどのケース?

ここではよくある疑問をQ&A形式で整理し、ペルソナ別に実務的なアドバイスをします。

5-1. Q:収入が低下した場合、減額はどう変わる?

A:可処分所得が下がれば「最低弁済額」も一般に下がる可能性があるため、より有利になることがあります。ただし、裁判所は将来の収入見通しも重視するので、直近だけでなく将来の安定性を整理して申立てを行うのが安全です。

5-2. Q:副業をしている場合の扱いと影響は?

A:副業収入も申告対象です。可処分所得に含められるので、収入が増えれば最低弁済額が増える可能性があります。副業が不安定な場合は、その収入の継続性を示す資料を用意すると良いです。

5-3. Q:住宅を維持したまま減額を受けられるのか?

A:はい、住宅資金特例を利用すると、原則として住宅ローンを残したまま無担保債務のみを対象に個人再生が可能です。ただし、住宅ローン自体を返済し続けられる実現性が重要です。

5-4. Q:減額計画がうまくいかなかったときの選択肢は?

A:
- 計画が認可されなかった場合:再提出や補正を行うか、自己破産など別の債務整理を検討
- 支払いが続けられない場合:計画変更の申立て、或いは破産手続きの検討が必要になる場合があります

5-5. 実際の体験談:私が個人再生を検討したときのポイント

私が相談に立ち会ったケースでは、最初は「自己破産かな…」と考えていた方が、住宅資金特例を使いながら無担保債務を圧縮して返済に移行できたため、家族の居住環境を維持しつつ経済的に再生できた例がありました。重要だったのは「正確な家計把握」と「早めの専門家相談」です。手続きを急ぐあまり資料が漏れてしまうと、かえって時間と費用を浪費することになります。

5-6. 専門家への相談のタイミングと、相談先の探し方

- 相談タイミング:支払いが数回遅れ始めた段階、督促が頻繁になった段階で早めに相談を。放置すると状況が悪化します。
- 相談先:法テラス、弁護士会の無料相談、信頼できる弁護士事務所。複数の窓口でセカンドオピニオンを取るのも有効です。

6. 具体的な計算例とチェックリスト — これであなたも自己診断できる

ここでは実際に自分で目安を計算する方法とチェックリストを提示します。具体例で手を動かしてみましょう。

6-1. 計算例1:単身・年収300万円・無担保債務300万円

手順:
1. 債務の1/5 = 60万円
2. 最低保証額 = 100万円
3. 可処分所得(仮に年収300万円で最低生活費を差し引いて可処分所得が年間30万円とする)→ 3年分 = 90万円
最高額は100万円(上記3つのうち最大)→ 最低弁済額は100万円
結論:300万円→100万円に圧縮の目安(減額率約66%)

6-2. 計算例2:夫婦+子1・年収500万円・無担保1,000万円・住宅ローンあり(特例適用想定)

手順:
1. 無担保1,000万円の1/5 = 200万円
2. 最低保証100万円
3. 可処分所得(仮に年100万円)×3年 = 300万円
最高額は300万円→ 最低弁済額300万円
結論:1,000万円→300万円に(減額率70%)

※注意:可処分所得の具体値は家計の見直しで変わります。実際は裁判所基準での算定が必要です。

6-3. 自分で確認するためのチェックリスト

- 現在の借入先と残高を一覧にしたか?(通帳で確認)
- 給与明細や源泉徴収票を揃えたか?
- 家計表(固定費・変動費)を3か月分以上作成したか?
- 不動産・自動車の評価資料を揃えたか?
- 住宅を残すか売るかの希望を家族で整理したか?
- 法テラスや弁護士に相談する日時を決めたか?

7. まとめ — まずやるべきことと私見

個人再生で「いくら減額されるか」は、債務の内訳と可処分所得の計算が決定打になります。ポイントをまとめると:

- 最低弁済額は「100万円/総債務の1/5/可処分所得×年数」のうち最大額で決まる(ケースにより3年または5年)。
- 住宅資金特例を使うと住宅を守りつつ無担保債務だけを対象にでき、有利になることが多い。
- 書類の準備・家計把握が手続き成功の鍵。早めに専門家へ相談するのが最短かつ安心。
- 費用は裁判所費用+専門家費用で数十万円~が目安。法テラス等の支援を活用できる場合がある。

私見:金融の重荷を抱えたままでは、体調や家族関係にも影響します。選択肢は複数あるので、「まずは相談」を行動に移してください。早めに動くことで、選べる道が増えますよ。

FAQ(補足)
- Q:手続き後に新たな借入は可能?
A:再生計画の期間中は原則制限されます。認可後も信用情報に記録が残るため、当面は新規借入は難しいです。

- Q:申立て中に督促は止まる?
A:申立て後、裁判所の「再生手続開始決定」が出ると、差し押さえや強制執行は一時的に停止されますが、手続きの段階や状況により扱いが異なるため専門家に確認を。

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最後に一言:まずできることは情報収集と現状の整理です。この記事で「自分はどのあたりか」が掴めたら、次は専門家に相談して具体的な数字に落とし込んでいきましょう。あなたの生活再建を応援します。

出典・参考(本文中の事実は以下の資料に基づきます。詳細は各リンクでご確認ください)
- 民事再生法(法令本文)
- 裁判所(個人再生の手続と必要書類等の解説)
- 法テラス(個人再生・債務整理のガイド)
- 日本弁護士連合会・各弁護士事務所の個人再生に関する費用目安ページ

(参考資料は上記機関の公式ページや法令テキストに基づいて本文を作成しています。具体的な条文や金額の細部は管轄裁判所や事案ごとに異なりますので、最終判断は専門家にご確認ください。)

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