再生計画案|個人再生をする前に※5分で納得ガイド

再生計画案|個人再生をする前に※5分で納得ガイド

再生計画案について

再生計画案とは?

再生計画案とは、減額された借金を今後どのように返済していくかを記載した書面のことです。

個人再生する前に

個人再生をする場合、まず再生希望者が捉える多重債務を利息の引き直し計算で的確に減額し、
借金額を確定させる必要があります。
※自分だけで手続きする場合は、自分でやることになります!

 

いくら減額できるか簡単に調べる方法があります

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再生計画案の手順

借金額の確定

まず、利息の引き直し計算で借金額を確定させます。

再生計画案を作成

次に今後の具体的な返済プランを再生計画案にまとめて、裁判所を通じて債権者の了承を得る必要があります。

再生計画案を提出

提出された再生計画案は、裁判所が厳正に審査をし、その内容に問題があると認めた場合は、直ちに修正を求めてくる事になります。

債権者の意見を聞く

裁判所が再生計画案の内容に関して何ら問題がないと認めたら、今度は債権者を集めて直接意見を聴取するか、書面にて決議するかを決定します。

付議決定

そして、決定した事項が付議決定として認められます。

 

再生計画案の修正について

尚、計画案を提出した後でも、再生者は裁判所の了承を得れれば計画案を修正する事は可能ですが、付議決定した後では修正ができません。

 

債権者集会について

債権者集会を行う時は、裁判所は再生者が提出した計画案またはその要約の書面を、委任状用紙と共に債権者に一斉に送付します。

再生計画案の可決/否決

そして債権者集会で再生計画案に関する決議が行われ、正式に提出された計画案に対して、議決権を持つ債権者の過半数且つ、再生債権額の総額に関して2分の1以上の賛成数で可決決定になります。
再生計画案が無事可決されて初めて裁判所は再生計画案を正式に認可し、再生者はそれを基に計画を実行することができます。

 

そしてその後は、再生計画案の通りに返済をしていきます。

 

手続きについて知っておくべき事

再生計画案で大切なのは、

  • 債権者を納得させられる事
  • 無理のない計画であること

この2つが個人再生の失敗を招かないポイントです。→個人再生の失敗とは?

 

手続自体は自分でおこなうことも可能ですが、多少の費用を掛けてでも弁護士に依頼して、しっかりとした再生計画案を作成することをおすすめいたします。
無料で相談できる事務所があるので、一度相談してみるとよいでしょう。

個人再生 再生計画案

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