個人再生とは？コツやポイントは？｜個人再生をする前に
個人再生とは？
個人再生とは、借金返済が出来なくなってしまった人への救済措置です。
個人再生以外にも、借金整理（＝「債務整理」といいます）の方法はあります。
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借金の返済に行き詰ったとき、自己破産をするとすべての借金が０になりますが、換価できる財産を持っている場合は差押えされて処分され、債権者への返済に回されてしまいます。
個人再生のメリット
「自己破産より個人再生のほうが、失うものは少ない」と言われています。
自己破産は、借金も￥０になるかわりに、必要最低限の財産（家具や現金）を残しそれ以外は失ってしまうので、マイカーや我が家（マイホーム）を失ってしまいます。
同居しているご家族に迷惑をかけてしまいますが、個人再生なら我が家に住み続けながら借金が大幅に減額されます。
自己破産のように一部の職業や資格に制限はありません。
自己破産では免責不許可事由に該当する借金の原因がギャンブルや浪費の場合、自己破産が認められないことがあります。
しかし、個人再生は、借金の理由が何であれ利用することが出来ます。
個人再生は大幅減額する方法
個人再生は、財産（マイホームなど）を残したまま大幅に借金を減額し、「個人再生計画案」に沿って３年をめどに返済していきます。
自己破産のようにすべての借金が０になるわけではありませんが、500万円以上1500万円未満の借金の場合は５分の１までの減額することが出来ます。
個人再生したら…【例】600万円の借金の場合
６００万円の多額な借金があっても１２０万円までに減額され、それを３年で分割返済すればいいのですから、１年間で４０万円ずつ、毎月約３万３千円ほどの返済でいいので今までよりかなり楽になります。
個人再生の条件とは？
個人再生では、５０００万円以上の借金（住宅ローンを除く）では出来ません。
３年で分割返済するだけの安定した収入が見込めないといけません。
マイホームを守れる個人再生ですが、住宅ローンについては別です。
住宅ローンの残高が減額されることはないので、通常通り返済しなくてはいけません。
住宅ローンの返済も困難という方は我が家を維持することは難しいです。
