可処分所得の計算方法が知りたい!|個人再生をする前に必読!
可処分所得とは?
可処分所得とは、収入から税金や保険料などの、支払わなければならない義務のある支出額をひいた所得金額のことです。
個人再生する前に!
可処分所得は個人再生をするうえでとっても重要な項目です!
なぜなら債務整理の中で、債権者の異議申し立てがあっても個人再生が認められる「給与所得者等再生」では、最低これだけは返済しなければならないという額が
「最低限かかる生活費を可処分所得からひいた額の2分の1」と決められているからです。
可処分所得の計算方法について
では、可処分所得とは一体どのように計算されるものなのでしょうか。
光熱費や医療費、食費、住居費等の生活費を「消費支出」と呼ぶのに対して、税金や保険料などを「非消費支出」と呼ぶこともあり、
「収入-非消費支出=可処分所得」
となります。
転職等をした場合はどうなる?
給与所得者再生において最低返済額を決めるためには、過去2年分の源泉徴収票から所得を計算します。
ですが、その間に例えば転職をしたなど、収入に増減があると、最低返済額が適した額ではなくなってしまう可能性があります。
そのため、2年間の年収を比較した時に「5分の1以上」の増減があるとされた時には、
増減が起きた時点からの月収をもとに年収が計算され、そこから非消費支出をひいた金額を可処分所得として扱います。
無料相談がおすすめ!
可処分所得は自分でも計算することができますが、最低生活費は自分で算出することは難しいので、弁護士や司法書士など債務整理に専門家に依頼するのが普通です。
今は無料相談を受け付けている事務所もあるので、悩んだらまず相談することをおすすめします。